和歌山県 田辺市&白浜町


■田辺市

田辺市のリゾートマンションを借りて滞在しました。
リゾートホテルと隣接しているので、設備は充実していました。

海沿いの部屋なので夕日が沈んでいくのを部屋から眺めることが出来ます。

水平線に沈むのではなく、水面すれすれで四国の山に沈んでいきます。
ホテル&マンションの庭に出没する野ウサギ。
飼われているのかどうかはわかりませんが、芝生とソテツの生えている植え込みにいつもいるようです。
朝と夕方に遭遇しました。
かわいいのでズームで撮影。
この後、すぐに逃げられました。

ウサウサ


■ここより白浜町■


とれとれとれとれ〜♪というテーマソングが流れっぱなしで、歌で洗脳されました。
旅のテレビ番組でおなじみ、白浜にある海産物&おみやげ処の「とれとれ市場」です。

マグロは解体ショーで格安で即売されていました。海産物のみならず紀州名産の梅干や銘菓、食事処などもあり、色々と楽しめます。
残念ながら中は撮影禁止。

午後6時を過ぎて行くと、お刺身やお寿司は半額になっていました。
白浜の観光名所、「円月島」です。
近くからグラスボートが出ていました。
このあたりはダイビングスポットでも有名で、ダイバーがたくさんいました。
これぞ白浜という名の通り、「白良浜」海水浴場です。
初めて行ったのですが、本当に砂が白い!
だから「白浜」と言うのでしょうが、今まで知りませんでした。


白さが目にまぶしいほどです。
砂をすくってみましたが、白くてきれいなので砂時計になりそうな感じでした。
砂だけでなく、海の水もきれいです。ゴミも落ちていません。
管理が行き届いているのですね。

まだ大型連休の直前なので人影もまばら。
カップルが素足で水際を歩いていました。


頼むからゴミは捨てないでと思いました。
海に突き出たキノコ型の建物は「白浜海中展望塔」です。
キノコの茎の部分は螺旋階段になっていて、ここを降りて行くと海中です。


桟橋にいる女性の目線の先には露天風呂があります。
「えっ!?丸見えやんか〜!」とみんな口々に言いながら、誰も目もそらさない?
螺旋階段をひたすら下りて行くと、海中展望室にたどりつきます。
水深5Mだそうで、この日、透明度はあまりありませんでした。
円い窓から海の様子を見ることが出来ます。

帰りはヒーヒー言いながら、目が回りそうになりながら階段を上がります(体力不足)。

←画面右上が螺旋階段。
海上からぶら下げられたエサの袋があり、魚がたくさん寄ってきていました。 写真はエサ袋に集まっているところ。
魚種はわかっただけで、グレ・チヌ(黒鯛)・カゴカキダイ・フグ・石鯛(サンバソウ)、などなど。
やたらグレが多かったです。

なぜか魚の群れはこの展望塔の周囲をグルグルと廻っていました。いけすになっているのではなさそうなのですが、エサ目当てに離れられないのでしようか?

それにしても海中の世界というと、これこそ「海のトリトン」って感じ〜。

「エサくれぇ〜〜」
海中展望塔から見える露天風呂です。
写真を撮るので、人気がなくなるのを待ちました。
いや・・・マジで丸見えです。
まぁ、人間が米粒ほどに見えるだけなのですが・・・。

見られようとも裸で堂々としていられるのは男の特典かも知れませんねぇ。

女性用はどこにあるのかよくわかりません。というか、この状況で入る女性は少ないと思われます。
千畳敷です。
この地質は砂岩でやわらかく、彫り込んだ落書きまみれでした。
砂岩はよくオシャレな建築物の壁に使用されますが、間近で見るとパイのように薄い層の重なりになっています。
なのでこのような階段状の景観になるようです。
まあ言うと、巨大な岩のミルフィーユってとこでしょうか?

旅行者はそれぞれ散策したり、お昼寝をしたり、先端では釣り人が磯竿を出しています。

岩の間をぶらぶら歩いていたら、若くてかわいいカップルに写真を頼まれました。
説明書きを写真に撮りました。読んで字のごとく。
「へぇ〜」です。

別の看板には落書き禁止の文字が。
三段壁です。
ここは海面までエレベーターで下りていく事が出来ますが、料金が1200円なので挫折しました。下まで行くと洞窟があって探検?が出来るようです。

遊歩道があるので散策も出来ますが、絶壁になっていて足がすくむほどです。

ここも足場の良いところには釣り人が糸を垂らしていました。
こちらも三段壁の東側。
突き出た先端には釣り人が・・・。

出物・腫れ物・釣り人、ところ構わず?


5月1日には帰路についたのですが、これから白浜やその先の観光地へ遊びに行く対向車の大渋滞を横目に帰ってきました。
片道250キロ、所要時間は4時間というところでしょうか。渋滞をさけてほぼスイスイと帰れました。

白浜にはまだまだ観光施設がたくさんあります。
シャチやパンダで有名な「アドベンチャーワールド」、温泉神社、ハマブランカ、資料館、白浜エネルギーランド、それと「温泉」などなど。
今回は時間の都合で見ることが出来ませんでした。

それと帰路の途中にある、南紀で有名な「梅干」の直売所、南部町の「紀州・梅干館」なども、うっかり行きすぎてしまいました。引き返すと渋滞に巻き込まれるので行けずじまい。

とりあえず今回は白浜を車で一周しただけです。


白浜には空港があり、2日ほど前に小泉総理を乗せた飛行機が和歌山視察のために着陸したそうです。ニアミスだったのかしら?

田辺市のうまいもん処は「銀ちろ」と聞いたのですが場所がわからず、結局通りすがりに見つけた「傳八」というお店に入りました。
ここは自宅の近くにある「和平」というお店によく似ていたのでたまたま入っただけなのですが、店の設計からメニュー、販売のスタイルまでよく似ていました。
こういう店舗運営全般をプロデュースする企業があるんでしょうね。

しゃれたお店は普通なら週末は待ち時間があるのですが、ここは土地柄なのかたまたま運が良かったのか、週末も混雑していなかったので、楽々入店できました。ちょっとかわったメニューもあり、おかげで常連のごとく通い詰めてしまいました。残念なのは「活さばのお造り」が売り切れだったことかなぁ。
田辺市の「傳八」、オススメです。

旅行中は晴天に恵まれ暑いほどでしたが、反面、風が強くてナイロン系の上着が役立ちました。
このあたりは釣りでも有名ですが、ほとんど磯なので、波止釣り専門としてはちょっと寂しい。・・・なんて言っていたらマンションの近くに波止があり、結構大物(ガシラ26cm)が釣れました。

帰りに自宅のおみやげとしてスーパーで「紀伊国屋文左衛門」という銘柄の日本酒を買いました。なんつーかこの単刀直入なネーミングで買ってしまったというのか・・・。

とにかく帰ってからのささやかな楽しみなのぢゃ。



今回から撮影に使ったデジカメがかわりました。
PENTAX : Optio S40

乾電池式なのでバッテリー式に比べると大きいのですが、それでもフィルム式に比べかなり小型化しているんですね。
カメラと言えばその昔、一世を風靡したCanonオートボーイ2を思い出します。

2004年4月28〜30日 撮影



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