広島県・大久野島 1
うさぎの楽園に歴史有り
以前から一度行きたいと願っていた、大久野島、別名うさぎ島へ行ってきました。

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広島県竹原市にある大久野島へ向かいます。

山陽道を西へ走り福山西で下り、しまなみ海道に続くバイパスへ入ります。
大久野島へは本州から行くと、広島県竹原市の忠海港に車を置いて島へ渡るのですが、しまなみ海道を観光するので、一旦、四国の愛媛県に入りました。
道の駅・多々羅しまなみ公園。

しまなみ街道の橋を見上げるロケーションが雄大です。
  産直ショップで手作りのお茶とにんじんを購入。
  大三島名物と書いてあるおまんじゅう。

後で調べたら、村上井盛堂の神島まんじゅうという有名なお菓子だそうです。

道の駅・御島で売っていましたが、近くの大山祗神社前にお店があるのだとか。

行列必至の姫路のヤマトヤシキの鶏卵まんじゅうのような、白あん入りの美味しいおまんじゅうでした(ローカルな解説)。
  しまなみ海道はサイクリングでも有名で、道路の白線も自転車用なのか、さわやかなブルーが入った二重ラインになっています。 
  休む間もなく大三島を観光します。

この島にはミュージアムが点在しており、いくつかまとめて鑑賞できるチケットがあったので、3つ見られる物を購入。

こちらは「ところミュージアム」。

彫刻などの像が展示してありました。
(中は撮影禁止です)
  ミュージアムテラスからは瀬戸内の眺めがパノラマで楽しめます。
  次はほぼ隣接地にある伊東豊雄建築ミュージアム。
  不思議な空間でした。

こちらは撮影OK。
実際に建った建築物の模型が展示してありました。

何人か鑑賞してたけれど、みんな建築系の仕事をしている匂いがした。
  外にもオブジェが展示してありました。

お天気も良いが、残暑も厳しい。

  次は少し離れたところにある「今治市 岩田健 母と子のミュージアム」へ移動。
すぐそこが海岸です。

コンクリート打ちっ放しの円形の壁で囲われた中に入ります。
  中にはいるとブロンズ像がいっぱい。

いろいろな角度から鑑賞できるのが楽しい。

露天なので夏は非常に暑いですが…。
  ミュージアムの名前の通り、母と子の像が多かったです。

このミュージアムの隣は廃校を利用した宿泊施設「大三島ふるさと憩いの家」がありました。
 
  大三島には有名な大山祗神社がありますが、時間の都合で又今度ということにしてフェリー乗り場の盛港に向かいます。

普通は大久野島へは車で上陸しない(観光客は島内ほぼ車の通行は禁止)ので、ここに車は置いていくことになります。 
  今回は一泊目がキャンプなので車で渡りました。
というか、帰りは本州へ渡るので車を置いていけません。

竹原市へ行く車はごく普通にそのままフェリーに乗り込みましたが、ウチの車はバックで乗船して、他の車とは反対向きに置くように指示されました。

乗船時間は15分ほど。 
  ようやく大久野島に着いて、写真はフェリー待合所。

ホテル宿泊者はここに車を置きます。
キャンプの人はキャンプサイト横の駐車場へ。


ウサギは居るかな〜?と見回すと、山際に点々と居ました。 
  キャンプ場に着くとどこからともなくウサギが出てきました。

ウサギはいくつかの群れを作ってあちこちに居るそうです。 
  白い子が可愛いな〜なんて見ていたら、エサをもらえると思ったのか何匹も近寄ってきました。 
  キャンプ場の管理棟でテントや毛布を用意していたら、白い子がじぃ〜っと人間の様子を見に来ました。 
  あーでもないこーでもないと言いながらテント設営完了。
設営したテント類、全てレンタルです。

本当はホテルに宿泊したかったのですが、部屋が空いておらず一泊目はキャンプ泊にしました。

キャンプと言っても、食事やお風呂はホテルで用意されているので、泊まるのがテントというだけの、手ぶらでOKなお手軽キャンププランです。 
  無事にテントも用意できたので、さっそくウサギと遊びます。

ウサギのエサはホテルで売っていますが、野菜の持ち込みは自由なので、道の駅で買ったニンジンをさっそくあげることに。

ここのウサギは野生なので警戒心が強いのかなと思いきや、ウサギは人の気配がするとエサをもらえるのを知っていて、すぐに寄ってきました。
 
   「ほれほれー」と差し出したら、前足をあげて、ちょーだいポーズを取ります。

この後、ものすごい力でニンジンにかじりつき、すばやく取ってしまいました。
  エサを持っているとわかると、いっぱい寄ってきます。

警戒して逃げるのかと思ったら、何度もおねだりされました。 
  夕食はホテルでバイキングでした。
あまりに疲れていたので写真を撮る余裕無し。

テントの夜は暑いですよとホテルの人に聞いていた事もあり、気分はちょっと凹んでいたんですが、ウサギがテントの所に遊びに来たのでものすごく気が紛れました。

むしろホテルよりテントに泊まる方がウサギとより身近に遊べます。

波の音もずっと聞こえていました。

←ランタンの明かりも怖がらない。 
  エサくれーと言っているらしい。 

すぐに足によじ登ってきます。
  キャンプサイトは芝生の保護のためにウサギは入られないようになっていますが、それでも何羽かは入ってきていました。

  テントは5つほどありましたが、ウサギはちゃっかりと、あちこちを回ってエサをもらっていました。 
  テントは暑いどころか少し寒いほどでした。
ここ数日、瀬戸内地方は夜が涼しくなっていたせいかも。
でも海が近くて湿度が高いので、暑いのか寒いのかよくわからない。

おかげで眠りも浅く、夜中の3時頃に起きて外へ出たらウサギも起きていました。

懐中電灯を向けても平気な様子。 
  やっと夜が明けて晴天。 

ふと見たらテントの足もとにウサギが掘ったと思われる穴があいていました。
  キャンプサイトのデッキからの眺め。
瀬戸内らしい穏やかな海と島。
  朝食のバイキング。

屋台風のあつあつ握りたてのおにぎりと、目の前で焼く魚の干物が美味しい。 
 撮影日2013年8月28〜30日 2に続く。

3に続く。 


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